【コラム】保険は最強のサブスク~前年同条件でいいですか?と言われた方は要注意!~

要注意 保険

みなさんこんにちわ!
保険、証券、投資信託を販売しない独立系ファイナンシャルプランナーの山本です。

本日は、何気なく保険料を支払っている保険について考えてみたいと思います。

保険はサブスクリプションモデルのビジネス

みなさんサブスクリプション(略してサブスク)という言葉を聞いたことがあると思いますが、実は保険もサブスクに当てはまるんです。

サブスクは一定期間利用できる権利に対して料金を払うことですよね?

身近な例だとAmazon prime、Youtube premiumなどがあります。

これって買う側からすれば加入する際に一度手続きしたらお金が落ち続けます。

逆に売っている側からすれば、一度入ってくれたらお金が入り続けます。

よく節約の本やブログでまず最初にやることで毎月課金されているものを見直しましょう!とありますが、的を得ていると思います。

数年前に入ってみていないスカパー。作った当初還元率が良かったけどもっと良いのが出たので最近利用していない年会費がかかるクレカ。これ買った方は買ったことすら忘れて毎年お金が落ちているんです。

実は保険も同じです。保険料を支払う限り何かあった際に保険金を支払うというサブスクモデルです。

保険会社在籍中に知った事実

保険料は、一度加入したら支払いっぱなしですよね。もちろん合理的な補償内容で、必要な補償が網羅されていればいいのですが、私が保険会社で商品の販促をしていて確信しました。

ほとんどのお客様は合理的に保険加入していないと!!!

何故なら保険は家族構成、収入、法律、税務などが変わると補償金額や必要なニーズが変わるものなのです。

にも関らず生命保険はいったん加入すると保障期間が終身であったり何十年も先であるのがほとんど。

損害保険もメインの自動車保険、火災保険は80%以上の方が前契約と同じで更新している状況をみてきました。

FPに転身したきっかけ

私は保険会社勤務時代、販売する代理店さんへ「ミスター前年同条件だけはやめてください。お客様へ自然環境、法律、税務の変化など必ず情報提供してください」と口を酸っぱく言ってましたが一部の募集人さんしか対応いただけなく忸怩たる思いをしていました・・・

もしこのブログを読んだ方で保険代理店さんから前年同条件でよろしいでしょうか?と聞かれてお願いしますで継続手続きを済ませている方は保険の見直しをオススメします。

お客様へ情報提供を怠りながら、手数料をもらい続ける代理店さんと付き合うことはお客様にとってリスクが大きすぎます。

このような思いから、保険会社(メーカー)側のバイアスにとらわれず、中立な立場でお客様へアドバイスをしたいと思い、FPに転身をしました。

保険貧乏の日本人

生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、2018年(平成30年)時点における生命保険の世帯年間払込保険料は、平均38万2,000円でした。 これを毎月の金額に換算すると、平均額は約3万2,000円であり、損害保険も入れると年間40万円以上支払っているのが日本の現状の様です。

そりゃあサブスクの運営側の保険会社は儲かって都心の一等地に自社ビル建てれますよね・・・
逆に、サブスクを払い続ける人はお金溜まらないですよね・・・
実際、保険の掛けすぎが日本人の資産形成を遅らせていると見れるデータがあります。

こちらは、日本とアメリカの金融資産の額が約20年の間でどれだけ伸びたかを示しているグラフです。
ご覧の通り日本が2倍に対し、アメリカは8倍と大幅に増えています。
どこが増えているかというと、緑色の退職口座(日本でいうidecoや企業型DCという確定拠出年金)、青色の投資信託、黄色の株式といった投資商品がとても増えているのがわかります。
一方で日本は青色とオレンジ色の預貯金と灰色の生命保険が大きな割合をしており、黄色の有価証券はもともと割合が少ないためほぼ増えていない状況です。

保険貧乏から脱却するために

細かい話はidecoのコラムで話していますが、もし月3万円の保険料を1万円以下に削り、浮いたお金の月2万円をidecoで運用すれば、老後問題は解決します!!

もし、老後のお金が不安なのにidecoや企業型DCのマッチング拠出はしていない方は以下記事をご覧ください!!

ideco 投資デビューはこれで決まり!!
idecoの特徴、メリット、デメリットについて解説しています。idecoの最大のメリットは税制優遇です。掛金が全額所得控除。期間中の運用益は非課税なので複利のパワーをふるに活用できます。受け取りの際も、退職所得控除、公的年金控除を適用することが可能な優れた制度です。

保険の見直しで年間数万円安くなることはざらですし、月3万円のサブスクの内容がしっかり理解していない。
内容が現状と合っておらず何年もアップデートされていないのはさすがにまずいので信頼できる方へ見直しをしてもらうことをオススメします。

当社は保険代理店でないため保険の販売はできませんが、FP業務の一貫で保険の見直しコンサルを行っています。特定の商品の説明はできませんが、加入期間、保険金額、必要な特約有無の目安。根拠など保険設計の考え方をお伝えすることが可能です。


初回の制度説明は無料なのでご興味ある方はこちらからご連絡ください!
保険の勧誘は一切ございませんので安心してご相談ください!!

 

タイトルとURLをコピーしました