ideco 移管作業について(転職・独立した方は必見!!)

投資

みなさん こんにちわ!
保険、証券、投資信託を販売しない独立系ファイナンシャルプランナーの山本です。

本日は、企業型からiDeCoへ確定拠出年金へ移管した手順について案内します。

先生
先生

確定拠出年金で自動移換された方の

口座数は何と100万口座を超えているようです!

自動移管されるともったいないので、すぐに移管作業を行いましょう!

この記事でわかること
・確定拠出年金を導入していた企業にお勤めの方が退職、独立した際の対応方法
・実際の移管手続き方法

確定拠出年金導入企業を退職した後の選択肢

  1. 今まで利用していた(勤務先が使っていた)金融機関のidecoを続ける
  2. 自ら新たな金融機関を探し、資産の移管手続きを行う

私はの新たな金融機関を探すことにしました。

新たな金融機関を探した理由理由
①今まで利用していた証券会社は移管後手数料が毎月400円以上掛かり高い 
②商品ラインナップが少ない

もともと証券口座を開設した際にSBIと楽天が手数料、商品ラインナップともに良く利用していたこともあり、移管するならこの2社のどちらかだなと考えていましたが海外株式の商品のラインナップでSBI証券に移管することにしました。

 

移管する際の注意点

退職後(確定拠出年金の加入者資格喪失後)6か月以内に移管作業を行う



6か月以内に移管を行わないと国民年金基金連合会へ自動的に移管されてしまいます。

国民年金基金連合会へ移管されるデメリット

・資産が運用されない
・手数料が毎月52円取られる
・確定拠出年金の加入期間に含まれない
(idecoの受け取りの為には通算の加入期間が10年以上必要)

なので、転職や独立で確定拠出年金の移管が必要な方は必ず6か月以内に対応を行って下さい!

実際の移管手続きSTEP

STEP
①SBI証券のidecoサイトで資料請求を実施
②1週間ほどでこちらの封筒が届きますので必要書類を返送
③iDeCo口座開設案内一式が到着
④2か月ほどで前職で貯めた資産がSBIへ移管
⑤現預金になっているので、スイッチングを行い移管した資産の運用をスタート
返送書類での注意点
1.個人型年金加入申出書
 基礎年金番号必要が必要
 事前に年金手帳などお手元に準備してください。

2.加入者掛け金配分設定届
  掛け金をどの商品へ投資するかの指示を行う
商品の詳細、手数料などは以下リンクを参照くださいhttps://go.sbisec.co.jp/prd/ideco/howto_item_select.html

3.個人別管理資産移管依頼書
移管元の情報が必要
加入していた証券会社から退職後半月ほどで送付されてくる加入者資格喪失のお知らせ案内を確認し記載する

実務上、難しいのは書類の返送だけでSTEP③からは通常の証券口座と同じようにログインして行うだけです。

idecoは税制面で優遇されており、元本保証の商品に投資をしても税制メリットを享受できる優れものです!
idecoのメリットはこちらの記事を参照してください。

ideco 投資デビューはこれで決まり!!
idecoの特徴、メリット、デメリットについて解説しています。idecoの最大のメリットは税制優遇です。掛金が全額所得控除。期間中の運用益は非課税なので複利のパワーをふるに活用できます。受け取りの際も、退職所得控除、公的年金控除を適用することが可能な優れた制度です。

これからの時代、転職がどんどん当たり前になります。
勤務先によっては確定拠出年金を導入している企業も増えているので、転職、独立時には大切な老後の資産となる年金を効果的に運用できるよう移管手続きを漏らさないようにして下さい。

 

 

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